目標設定はどうやってしたらいい?フリーランスのセルフマネジメント術
公開日 2018/11/28

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フリーランスのメリットの1つは自由であること。働く場所も時間も基本的に自分で決められます。その一方、業務の指示を出してしてくれる人も、失敗したときにアドバイスしてくれる人もいません。目標もスケジュールも自分で設定していかなければ、何もないままです。会社に勤めている期間が長い方だと、「目標は与えられるもの」「頑張れば頑張った分だけ評価してもらえる」こういった感覚が染みついている方も多いですが、フリーランスとして仕事をするのであれば目標を上手に設定することや自分を律しながら業務を遂行していくことは重要なスキルの1つとなります。そこで、今回の記事ではフリーランスのセルフマネジメント術をテーマに、会社員との違いについてまとめました。参考にしてもらえるとうれしいです。

フリーランスの目標設定のコツ

そもそも目標設定は必要?

フリーランスには評価という概念がありません。もちろん自己評価はしてもいいと思いますが、仮に自分で目標を設定したとしても、達成しても達成しなくても誰かが評価してくるわけでもなく、それによって収入が変わることもありません。そうすると、目標作ったり振り返りをしたりする手間がかかので、その時間がもったいないと考える方もいます。

でも、ちょっと待ってください。目標は評価に使うだけに設定するものではなく、いつまでにどれくらいのことを成し遂げるのかの道しるべにもなるものです。地図も目的地もない状態で航海に出られないのと同じで、目標や目的のない事業運営はやってもやらなくても同字ようなものです。

もし「業界を変えるんだ!」という高い志ではなかったとしても(私自身は必ずしも大きな目標を設定することが必要ではなく、自分の身の丈や状況に適した目標を設定すべきと考えています)、自分が生活していくために必要なお金はいくらなのか、その収入を得るために必要な売上はいくらなのか、これを売上目標として設定することは必須だと思います。

目標が未達だった場合に上司に激詰めされたり低い評価を受けてきた経験から、未達になるのが嫌で目標を設定しなくてもいいかと考える方もいますが(あんまりそういうことをしてきた方が独立を考えることは少ないのかもしれませんが)、それは単なる自分への逃げ、甘えですし、もし目標がないと振り返りをするときに「ああ自分頑張ったな」という抽象的な自己満足で終わってしまい、次の成長につながらなくなってしまいます。

どんなに小さい金額でも、行動でもいいので、目指すべきもの・目標の設定は行いましょう。

設定する目標は抽象的ではなくとにかく具体的に

設定するべき目標は、とにかく具体的に、達成したのかダメだったのか目に見える形にしましょう。売上であれば金額、ブログであればいつまでに何本書く、SNSならフォロワーを何人にする、成約率であれば何%以上にする、単価であればいくらにする、など具体的な数字で設定するべきです。

正直なところ、個人の力で事業を運営してその収益で生活をするフリーランスにとって、仕事を頑張ったか頑張ってないかはどうでもいいことです。どんなに頑張っても売上がなければ収入はゼロですし、自分の時間を多めに確保したスタイルでも売上があれば高収入を実現できます。結果が出たのかそうでないのか、この1点に集中して振り返ることが重要です。

目標を設定するときに注意したいポイント

具体的な数値目標を設定する場合に、いくつか注意すべきポイントを挙げます。

①事業の売上構成ロジックを理解して正しく分解すること

例えば、同じプロデュースフィーでも、お客様からもらう場合と企業からの受託案件では売上ロジックが違いますし、その売上を伸ばそうとするための施策も異なります。

お客様からのプロデュースフィーであれば、施行件数×単価になるので、施行件数を増やすために集客や成約率を上げることを目指すべきです。一方、企業からの受託案件であればある程度1組担当当たりの単価は決まっていますから、担当組数を増やすことが必要になります。案件を自分で取ってくる必要はないので、担当組数を増やすためには、企業からの信頼を得ること業務効率を高めてたくさん案件を受けても回せるようになることを目指すべきです。

このように、目標として「売上」を設定したとしてもどうやって売上を得るのかによって捉え方が変わってくるので、注意が必要です。

②その目標を達成するための企画や施策とセットで考えること

売上の話ばかりで恐縮ですが、目標を設定したら具体的にどういう方法でそれを達成するのかの道筋も、目標から逆算して設定することが必要です。例えば、売上目標がを月60万円と設定したら、自己プロデュースであれば単価20万円なので3組の施行、そのためには6組の来館と50%の成約率が必要。企業案件であれば単価が8万円なので8組の担当が必要、そうすると毎週末土曜日と日曜日に1組ずつ施行が入ることになるので、その業務量をこなすためのスケジュール組が必要、といった感じです。

ただ漠然と目標数値だけを眺めても何も始まりません。どうやってその数字を達成するのか、そのためにやらなければいけないことは何かを考えて、具体的なスケジュールに落とし込むことまでやっていきましょう。

③期限をはっきり決めておくこと

最後にもう1つポイントですが、いつまでに目標数字を達成するのかも必ず決めておきましょう。売上は月次で考えるとわかりやすいですが、ブログの更新やSNSのフォロワー数などのKPIも考える場合は、期限を決めておかないとずるずると時間がたってしまうことがほとんどです。3か月後にフォロワー1000人にする、1ヶ月でブログ20本更新する、など、期限と実行数を決めておきましょう。

セルフマネジメント能力を身につけよう

次に、目標達成までのマネジメント術についてです。フリーランスは自分をマネジメントしてくれる人は誰もいませんから、自分で自分を管理するセルフマネジメント能力が必要になります。当然ながら、目標を立てただけではだめで、その目標に向かってしかるべき行動をちゃんと行うことが重要です。そうでなければ、目標はただの絵に描いた餅で終わってしまいます。

ただ、とはいえそんなに人間強くないので、つらいことがあると手が止まってしまったり、疲れがたまるとだらけてしまったり、ちょっとずつペースが落ちたりすることもあるでしょう。特に、立ち上げ直後はいきなり結果が出ることなどほとんどないので、そういう期間が長引くと心が折れてしまうこともあるでしょう。

そこで、うまくいってもそうでなくても、メンタルを安定して保てるようにするには以下のようなことがポイントです。

行動スケジュールを先に全部立ててしまう

売上をいくらにする!とか、集客を何組呼ぶ!とか事業運営上の数値は最終的にはふたを開けてみないとどうなるかわかりませんが、ブログを書く!とかSNSに投稿する!などの行動はやれば必ず達成することができます。なので、まず行動目標と達成までのスケジュールを先に立ててしまうことが重要です。

  • ブログをいつ、何本書く
  • SNSを何回更新する
  • サロンの清掃する
  • 営業用ツールを制作する
  • バックオフィス系の業務を何時間以内に終わらせる

このようなタスクは、いつまでにどれくらいやるかを先に決めておいた方がいいでしょう。その方がふとした瞬間に何をやればいいかわかりやすく動きやすいですし、タスクの漏れも少なくなります。最初は週次くらいで初めて、少しずつ慣れてくれば2週間分をまとめてタスクを具体化してリスト化する、とかでもいいと思います。

事業運営上の数値の上下に一喜一憂しない

売上が伸びたとか、集客伸びたとか、お客様からお手紙もらった、とか喜びたくなる瞬間はたくさんあると思いますし、逆に、クレームがきた、とか売上伸びない、とかコストかかる、とかテンション下がることもあるでしょう。

個人的な意見ですが、フリーランスや起業したら良くも悪くもあまり感情を表に出さず、できるだけ安定したメンタルを保つことを意識したほうがいいと思います。というのも、フリーランスやスタートアップなどは、いいことも悪いこと想定外のことも日常的に起こるので、その都度一喜一憂してたらけっこう疲れると思いますし、行動の手が止まります。ある程度安定域に入るまでは、多少のことでは動じず、とにかく行動あるのみで突き抜けてしまいましょう。

形に残るタスクを一定の割合で組み込む

無形の仕事ばかりだと、結構頑張ったはずなのに振り返ってみると手元に何もなく、あれ自分何してきたっけな?と思うことがよく起こります。これは、いざやってみると「私の半年間は何してきたんだろう…」とけっこうへこむので、成果が目に見える形の仕事も記録してくといいと思います(ブログでもSNSなどのオンラインでもいいし、ツールやお客様との会話記録のノート、などでもOK)。誰も褒めてくれないので、自分で自分を褒めるときの道具として使えますね。意外と有効なのでお試しください。

定期的に長期の目標を思い出す時間を持つ

目標を決め、行動計画を立てたら、あとはとにかく実効あるのみです。そう、やるだけ。簡単です。決めたことをやるだけです。決められたことを実行するだけ、会社員時代と変わらないですね。とはいえ、なかなかこれが難しいことでもあるのですが。書き始めて1ヶ月で更新が止まっているブログは山ほどありますし、同じように更新が止まっているSNSアカウントも山ほどあります。

そうなってしまった時のためにも、定期的に原点に立ち返る時間はあらかじめ設定しておいた方がいいと思います。目の前の作業に没頭し始めてくると、どうしても目線も直近に寄りがちになり、ふと「あれ?なんでこの作業やってるんだっけ?」となりやすくなってきます。マインドのリセットという意味でも、手元の仕事の意義と将来を再認識してモチベーションを高めるという意味でも、そういう時間は定期的に持たれた方がオススメです。

まとめ

フリーランスは誰も叱ってくれないし評価もしれくれません。計画も実行も評価もすべて自分で行うことになります。そういう環境下でも安定して続けられるようになるためには、月並みですが強いメンタルを持てるようになることが大切です。そのためには長期の目標から手元の作業までが一貫して理屈でつながっていると腹落ちしやすいですし、安定しやすくなります。最初は難しいかもしれませんが、できれば独立前に腰を据えてじっくりと考え、数値、行動まで落とし込んでみてくださいね。

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