プランナーに限らず社会人になってから「成長したい」と思って仕事をしている人がほとんどだと思いますが、このブログの読者の皆様は最近「成長」を実感できているでしょうか?新卒のころは毎日新しいことを覚えて成長してるなーと感じることも多かったかもしれませんが、2年目3年目となってくると慣れや飽きから停滞感を感じている方も多いのではないかと思います。フリーランスも同様で、独立直後はやる気や気力もあり新しいことだらけで新鮮な毎日だったはずなのに、慣れてくるとその感覚も薄れていき、伸び悩み、変わらない日々を過ごしているだけの方もいます。その一方、フリーランスとして独立後も成長を続け事業拡大や認知度を上げている方もいます。果たしてその違いとは何でしょうか?今回の記事ではフリーランスになって伸びる人と伸びない人の違いをまとめました。今の自分に悩んでいたり、フリーランスになったけど成長を実感できていない方の参考になればと思います。
目次
- 1フリーランスで伸びる人と伸びない人で何が変わるのか?
- 2フリーランスになってから伸びる人の共通点
- 2.1自分のとっての成長を明確に定義できている人
- 2.2意思の強い人
- 2.3実行力の高い人
- 2.4リスクを正確に判断できる人、リスクを取る選択のできる人
- 2.5将来ビジョンを明確に持ち続けられる人
- 2.6自分自身に自信がある人
- 3フリーランスになっても伸びない人の特徴
- 3.1漠然と目の前のことに取り組んでしまう人
- 3.2初めてのことにチャレンジできない人
- 3.3自分には自分のやり方があると思い込んでいて人の話を素直に聞けない人
- 3.4諦めが早い人
- 3.5評論家気取りで他責にする人
- 3.6指示待ち姿勢から変えられない人
- 4まとめ
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フリーランスで伸びる人と伸びない人で何が変わるのか?
同じウェディングプロデュースのフリーランスになって、同じ事業を展開しているのに伸びる人は伸びますし、伸びない人は変わりません、むしろ独立したときが能力のピークでどんどん退化していく人もいます。この違いはフリーランスだけでなく、企業で働くプランナーも同様に違いが出ますし、社会人全般に言えることですが、フリーランスだとその違いがより顕著に表に出やすく、その違いは事業運営にそのまま跳ね返ってきます。フリーランスの場合、事業の売上はそのまま個人の収入に直結するので、伸びない→事業運営が停滞する→売上が下がる→収入が減る→最悪の場合廃業する、この負のスパイラルに陥らないためにもフリーランスとして独立後も成長し続けることが必要なのです。
フリーランスになってから伸びる人の共通点
自分のとっての成長を明確に定義できている人
まずここから始まるでしょう。成長したい!と思う人はたくさんいますが、「いつまでに」「何が」「どの程度」できるようになることが自分にとって成長なのかを明確に定義できていないと成長しているかどうかもわかりません。フリーランスとして生き残るために必要な能力は、本業のプロデュース能力だけでなく、集客、マーケティング、ブランディング、高速事務処理力、財務会計知識など多岐にわたるので、全部を同時に高いレベルになりたい!というのは非現実的です。伸びる人は今自分は何ができるのか、次のステージに行くにはどんな力が足りないのかを客観的に見つめなおし、どんなことを身に着けるなければいけないかを常に考えています。
意思の強い人
次に意志の強い人です。どんなスキルを身に着けるために今はこれをしなければいけないことがわかっていても、業務が多すぎる、予想外のことが起こった、勉強しているのに覚えられない、など、うまくいかない理由は山ほど出てきます。特にフリーランスになりたての頃はすべてが初めてことだらけなので、なかなかうまく進められないことがほとんどだと思います。伸びる人はそこですぐに言い訳をして挫折したり辞めたりせず、できるようになるまでやり続ける強い意志を持っています。成功するまで続けていれば失敗にはならないわけですから、成長し続けるためにはやらなければいけないことをやり続ける強い意志が必要です。
実行力の高い人
新しいことに次々と挑戦していくためには高い実行力も必要です。初めての仕事や企画は「うまくいきそうだけど、最終的にはやってみないとわからない」ということが多々あります。そういったことに躊躇なく高速で取り組める人はやっぱり強いです。企業であればリスクが高そうならやらない、という選択肢を取ることもできますが、フリーランスの場合はそれをやらなければ終わる、というケースも多いので、不安を感じていてもやらなければいけないことも多いです。そんな時にすぐに実行できる人は結果がどうであれ次の行動に活かすことができるので、立ち止まることなく進んでいくことができます。
リスクを正確に判断できる人、リスクを取る選択のできる人
とはいえ、何でもかんでも全部とりあえずやっていればいい、というわけでもありません。自分1人しかいないので時間的な制約もありますし、失敗したら即倒産、といった意思決定は事業規模が小さいうちは取るべきではない選択肢です。正しく高速に判断をできる人は、1つの意思決定によって起こりうるリスクがどの程度あるのかを正確にとらえられますし、その意思決定に必要な情報は何なのかもわかります。こういった人は判断→行動のスピードが他の人より圧倒的に早いので高速で伸びていきます。
将来ビジョンを明確に持ち続けられる人
フリーランスになって何をやりたいのか、どうなりたいのか、この想いを持ち続けられる人は伸びます。抽象的な話で恐縮ですが、仕事へのモチベーションは実行力の燃料になりますので、ここをブラさずに持ち続けられるのも1つの能力だと思います。大上段のビジョンの話もそうですし、自分自身が成長したいと思い続けられること(現状維持で満足しないこと)、そのための時間・金銭的な投資を惜しまずにできる人、というのも伸びる人の特徴の1つだと思います。
自分自身に自信がある人
実はこれも持っている人が多いですね。先ほどから何度も書いているように、フリーランスになると、やってみないとわからない、けどやらなければいけない、ということの連続です。これをどんどん乗り越えていくためには「自分ならできる!やればできる!」と潜在的にでも思えることが大切です。立ち上げからある程度の成功ができれば、実績をもとにした自信は生まれてくるでしょうが、最初は本当に何もないところから始まります。そんな状態でも前に進み続けられるのは、自分に自信がある人の方が多いように思います。
フリーランスになっても伸びない人の特徴
伸びない人は伸びる人に必要な要素を持っていない、という裏返しです。
漠然と目の前のことに取り組んでしまう人
やらなければならいことばかりに目が行ってしまってたり、その時々の気分でやりたいことばかりをやるような人は伸びません。結果的に自分のできることしかやっていないことがほとんどだからです。
初めてのことにチャレンジできない人
この仕事はやったことがないからやらない、後回しにする、という人は共通して伸びません。フリーランスになったとしても新しいスキルが全然身についていかないからです。
自分には自分のやり方があると思い込んでいて人の話を素直に聞けない人
自分に自信を持つことは必要ですが、それに固執しすぎてしまうのも伸びない人の特徴です。世の中には上には上がいます。貪欲に他の成功事例を自分なりに取り入れ、吸収していくことが必要です。
諦めが早い人
よほどの天才でない限り、初めてのことをやっていきなり成功しません。何度も失敗を重ねていくうちに改善をしていき、少しずつ良くなっていくことがほとんどです。1-2回の失敗ですぐに諦めてしまったり、投げ出してしまうような人は伸びません。
評論家気取りで他責にする人
たまに、フリーランスになった自分すごい!とか、独立している自分偉い!とか勘違いしている人がいますが、全然そんなことはないですし、そういう人は他人の失敗について評論家のように上から意見したり、自分が失敗しても誰かのせいにする傾向があります。フリーランスになったら結局のところ自分に関わることの責任はすべて自分で取らなければいけないので、その覚悟が必要です。
指示待ち姿勢から変えられない人
会社員時代は上司や先輩から指示をされて動く、という機会が多いと思いますが、フリーランスになったら全部自分で決めて動かなければ何も始まりません。当然、スキルも知識も伸びません。
まとめ
それぞれの特徴をまとめましたが、結局のところ努力できない人は伸びないのでどんどん置き去りにされていくことになります。こう書いてしまうと元も子もないですが実情はいたってシンプルで、会社員時代と違うのは、努力すべき範囲が広いことと、努力結果を提示してくれる人(会社)がないこと、くらいです。頑張っても誰もほめてくれないですが、その努力は結果になって自分にそのまま返ってきますので、伸びる人になるべく継続して努力していけるようになりましょう。