フリーランスで活躍するウェディングプランナーはなぜ増えているのか?
公開日 2018/11/11

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近年、フリーランスのウェディングプランナーが増えてきています。以前は一部の限られた人だけがフリーランスとして活動していましたが、ブライダル業界の構造の変化や、女性活躍の推進・働き方改革に代表される社会環境の変化に伴い、企業に所属せずにウェディングプランニングの仕事を希望する人にとっても活躍しやすい環境が整ってきました。そこで、今回の記事ではフリーランスのウェディングプランナーが増えてきた理由についてまとめました。これから独立や復帰、副業を考えている方にとって参考になればと思います。

フリーランスのウェディングプランナーとは?

今回の記事におけるフリーランスの定義は、ブライダル企業に所属せずにウェディングのプランニングのお仕事をしている方としていて、以下のような点は問うていません。

  • 専業か、兼業か
  • それだけで生計を立てているのか、固定収入のアップセルでやっているのか
  • 自分で集客しているのか、どこかの企業からプランニングの依頼を受けているか(業務委託等)

フリーランスとして働くプランナーも増えていますし、逆に自社でプランナーを採用、雇用せずに外部のプランナーに業務委託契約の形態でプランニングを依頼する企業も増えてきています。

フリーランスが増える理由①:ブライダル業界構造の変化

1つ名の理由はブライダル業界構造の変化です。

  • 日本の人口は平成27年国勢調査から減少に転じている
  • 生涯未婚率(一生で一度も結婚しない男女の割合)が年々上昇している
  • 結婚式ても挙式・披露宴を実施しない「なし婚層」が年々増加している

これらの理由で結婚式を挙げるカップルの数は年々減少してきており、それに伴いブライダル業界全体の市場規模も縮小してきています。逆に日本国内にある結婚式場の数はそこまで減ってきてはいないので、1会場当たりの売上が下がる=つまり、売上が毎年下がってきている結婚式場が増えてきているのです。

ブライダル業界で特に結婚式場運営を主力事業としている会社の場合、会場の建設費や維持費、広告宣伝費、人件費など固定費の割合が非常に高いので、売上が減少した時の利益に与えるインパクトは非常に大きいです。ビジネス的に見ると会場設立にかかる初期投資額が大きく仕入れの半分以上が固定費なので、これは業界構造的に仕方がないのです。

利益が圧迫されると経営としては、

  • 会場維持費:すでに建設してしまっているのでどうしようもない
  • 広告宣伝費:集客が止まるとより売上が厳しくなるので削れない

となるので、利益確保のために人件費から手を付けることになりがちです。例えば、昇給や昇進の割合を下げたり、残業代を出さないために強制的に退勤時間を設定したり(でも業務は減らない)、業務が回っていないけど採用と止めたり(つまり1人当たりの負担は増える)、など、労働環境や収入としては厳しい状態になっていきます。

会社全体がこのような状態になると、

  • お客様と向き合う時間が減りもともと自分が希望していたプランニングができなくなる
  • 頑張って成果を出しても昇級や昇格が見送られ給料が上がらない
  • 育休明けに現場に復帰しようにも労働環境が厳しすぎて働けない

といったことになるので、企業に属さずに独立や異業種へ行って副業で好きなブライダルに携わる、と考えるプランナーが増えてきているのです。

フリーランスが増える理由②:ユーザーコミュニケーションの変化

2つ目の理由はコミュニケーション手段の多様化です。以前は個人でフリーランスで活動するぞ!と思っても、それを一般ユーザーに伝える手段がなかったので集客に苦労する方が多かったのですが、ここ10年ほどでFacebookやTwitter、Instagram、LINEに代表されるSNSが社会一般に浸透したので、簡単に言うと「個人で集客できる時代になってきている」と思います。

特にInstagramはブライダル業界において重要な集客ツールとなってきています。会場探しを大手サイトではなくインスタで行う、という先輩花嫁も増えてきていますし、結婚式準備で使うハッシュタグもかなりの数できてきています。また、LINE@でアカウントを設定すればLINEで無料でユーザーとコミュニケーションも取れますし、TwitterのDMでやり取りするにしても、普段から使っている方であればストレスなく行うことができます。

そして何より大きいのがこれらのSNSはすべて無料で運用することができることです。ゼクシィなどに広告を出そうとすると何十万円とかかりますが、SNSはアカウント設定も投稿もDMのやり取りも、広告さえ使わなければすべて無料でできますし、日本人の多くがすでに使っているので、お客様がこれらでやり取りすることに抵抗を感じることもありません。むしろ最近ではメールよりも喜ばれることの方が多いのではないでしょうか。

このように、SNSが社会に浸透してきたことで、

  1. 自分のことを発信できるプラットフォームが増えた
  2. その情報を見てくれたユーザーとの円滑なコミュニケーションを取れるようになった
  3. よって、お金をかけずに自分のサービスの認知を広げ集客することができるようになった

という変化が起こりました。これもフリーランスで活躍しようと思う方が増えた理由の1つです。在籍期間中からすでに数千人クラスのフォロワーを持つアカウントを運用できていれば、最も苦労する「立ち上げ直後の集客」をあっさり突破することも可能なのです(ただし、フォロワーを獲得するのは簡単ではないので、そこは注意してください)。

フリーランスが増える理由③:働き方の変化

3つ名の理由は、日本全体で働き方の柔軟性が高くなってきていることです。

内閣の政策として女性が活躍できる社会を強く打ち出しており、女性が働きやすい環境整備を進める企業が増えてきていたり、2018年を副業解禁元年としているように近年の働き方改革で1つの会社に所属することを前提とせず、副業を認める会社も増えてきています。これらに代表されるように10年前と比べて、個人の働き方の自由度が増してきているのも理由です。

副業を認める会社が増えてきているということは、逆に副業で働く人をうまく活用したいと考える企業も当然増えてきており、ブライダル業界で言えばウェディングプランナーを自社採用したスタッフだけに限定せず外部プランナーを積極活用しようとする企業も増えてきています。会社として雇用して基本給がいくら、という契約ではなく、1組の施行を担当してもらって報酬がいくら、という求人案件が増えてきているのがこれを表していますね。

このような案件が増えてくると、独立してフリーランスとして仕事をしようとするウェディングプランナーは、自分だけで集客できるようになるまでの間の生計を立てることができるようになるので、独立のリスクを減らすことができます。

まとめ

フリーランスのウェディングプランナーが増えてきている理由をまとめました。どちらかと言えばマクロ環境の変化の背景を中心にまとめましたが、今後もこの流れは続くと思います。ブライダル業界全体がV字回復することも、SNSがすべて規制されることも、終身雇用と年功序列が復活することも恐らくないでしょう。なので、よりフリーランス化は加速していくと思います。今はまだそこまで考えていない方も、この記事をきっかけに少し検討されてみてはいかがでしょうか?

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