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【ブライダル面接】神経質・慎重すぎるという短所の正しい伝え方

公開日 2020/09/29
ブライダル転職

ブライダル業界の面接で「あなたの長所と短所を教えてください」という質問が必ずあると思います。長所は話しやすいかもしれないですが、短所は自分の悪い点を話すため、多少話しづらいかもしれません。ブライダル業界でのお仕事は、結婚式の企画や運営を担当する業務です。短所として神経質や慎重すぎるという短所があった場合、仕事にどのような支障をきたすのでしょうか?今回は神経質・慎重すぎるという短所を上手にアピールし、どのように面接官に伝えれば好印象かお話します。

面接で短所を聞く理由

面接で短所を聞く理由は、会社の社風や仕事内容にマッチしているか確認するためです。会社の業務内容の中で、その短所があることによってどのくらい支障をきたすかは違います。例えば、ブライダル業界において、コミュニケーション能力がないという短所があれば致命的です。システムエンジニアなどであれば、多少人と話すことが苦手であったとしても仕事になりますが、接客業においてその短所があると、仕事になりません。そのため、その人自身が仕事の内容にマッチしているかということがとても大切です。

「神経質」な人の性格と特徴とは

神経質とは、気にしなくてもいいような細かい部分まで気にする性格です。少しの物音で集中することができなくなったり、自分の部屋に少しでも髪の毛が落ちていたら気になるというように、普通の人ならあまり気にならないような点まで気になってしまう性格を神経質と言います。

ブライダル業界での「神経質」という短所の印象

神経質と言うと良くないイメージがありますが、ブライダル業界において神経質というのはそこまで悪い短所ではありません。ブライダル業界は、お客様の一生に一度の結婚式を企画し、提案をして、運営するという責任感の重い仕事です。少しのミスでも許されないところがあるので、神経質という短所は全く致命的ではありません。神経質な人は、きっちりしていて完璧主義なところがあるので、何でもミスなく正確にきっちりやりたいという意識が強いです。

「神経質」という短所を話す際に気をつけること

神経質という短所を話す際には、必ず短所の克服方法と今後その短所とどのように向き合っていくかという話をする必要があります。短所を聞かれたからといって、短所と短所が出てしまった場面を話すだけではなく、どのように短所と向き合っていくか話すことで自分のことをしっかり考えることができているという印象を与えることができます。

「神経質」な人の良い点

1. 他の人を気にかけることができる

神経質な人は、気がきく人が多いため、他の人の体調の悪さや機嫌などにすぐに気がつくことができます。他の人の異変に気がつき、声をかけることができるので、人の気持ちを考える能力に長けています。

2. ミスがない

神経質な人は完璧主義という特徴があります。そのため、仕事においても何度も見直しをするなどしてミスをすることがあまりありません。神経質な人は気を抜くことなく、仕事に取り組むことができます。

ブライダル業界の面接で「神経質」という短所の伝え方と例文

「私の短所は、神経質なところです。前職の経理での仕事においては、計算間違いがないか何度も確認することに時間を費やしていたので、期限ギリギリにいつも作業を終えていました。何度か期限に間に合わず、部署の方に迷惑をかけてしまうこともありました。そのため、確認に費やす時間をあらかじめ決め、作業を行うようにしたところ、時間に余裕を持つことができるようになりスピード感を持って仕事ができるようになりました。結婚式の企画においても、確認作業に費やす時間はあらかじめ決めて、余裕を持って仕事に取り組みたいと思っております。」

ブライダル業界で「慎重すぎる」という短所はOKか?

慎重すぎるという短所は、とても丁寧であるという長所と同義語です。ブライダル業界の仕事は、お客様の一生に一度の結婚式を企画する仕事であるためとても責任感があります。そのため、丁寧すぎるくらいの方が良いかもしれません。慎重すぎるという短所は、ブライダル業界にとって致命的な短所ではないため、この短所を話すのは良いでしょう。

人事から見た「慎重すぎる」という短所のイメージ

1. 作業の進みが遅い

慎重すぎるという短所がある場合、作業が進みづらいというイメージがあります。慎重に作業に取り掛かるので、他の人と比べてスピードが遅く、作業を開始するまでにも時間がかかります。どのように取り組めば良いかと、取り組む前に悩むことが多いので、作業時間が長くなることが多いです。

2. なかなか決断することができない

重要な場面において慎重すぎるという短所があると、なかなか決断に至らないという特徴があります。ブライダル業界で言えば、お客様の結婚式の企画の提案の最終決定に悩んでしまい、時間がかかってしまう可能性があります。このような場合は、他の人の意見も取り入れ参考にすることで、スピード感を持ってお客様にお伝えすることができるかもしれません。

ブライダル業界の面接で「慎重すぎる」という短所のアピール方法と例文

「私の短所は、慎重すぎるということです。前職の企画職においては、グループで1つの企画に取り組み、1人ひとり行うべき課題が決まっていたのですが、私は慎重すぎるあまりかなり時間がかかってしまい、メンバーに迷惑をかけてしまうことがありました。そのため、それ以降は他の人に迷惑がかからないように時間配分をしっかり決めてから課題に取り組むようにしたところ、スピードがかなり早くなったと言われるようになりました。お客様の結婚式の企画においても、お客様に不信感を与えないために時間を決めながら企画を決めて参りたいと思っております。」

まとめ

神経質というのは、短所として捉えられることが多いですが、作業が丁寧ということなので決して悪いことではありません。結婚式の企画においては、丁寧な対応が求められるので神経質という短所を持っている人は、ウェディングプランナーに向いているかもしれません。今後短所とどのように向き合っていくか話すことでプラスのアピールになります。
慎重すぎるという短所は、短所ではあるけれども、作業が丁寧であるという長所にもなりえます。ブライダル業界において、作業が適当であったり大雑把であったりするとお客様からの信用を失うこととなるので、慎重すぎるという短所は致命的ではないといえます。慎重すぎる点をどのように克服してきたか話すと好印象となるでしょう。

Wedding Me Career

Wedding Me Career編集部
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