ウエディングプランナーの残業はどれくらい?曜日やシーズン別の残業時間を解説
公開日 2019/01/14

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ブライダル業界で働く場合、残業時間や休日出勤はどれくらいあるのかは、会社によってかなりの違いがあります。また、ウェディングプランナーと言っても担当する業務が新規か打合せかで忙しい時期に違いがあるので、これからウエディングプランナーになりたい方にとって、残業時間がどれくらいあるのかは事前に知っておきたいポイントではないでしょうか?そこで、今回の記事ではウエディングプランナーの残業時間に関して、平均的な残業時間や時期ごとの特徴についてまとめました。これから転職を検討されている方にとって参考になればと思います。

ウエディングプランナーの残業時間はどれくらい?

下の表はキャリコネに掲載されているブライダル主要企業の残業データの一覧です。

キャリコネの残業時間

※このようなデータの最小、平均、最大の残業時間を表にしました。

企業名最小時間平均時間最大時間
テイクアンドギヴ・ニーズ最小時間  0.0時間平均時間  74.4時間最大時間  150.0時間
ベストブライダル最小時間  20.0時間平均時間  62.1時間最大時間  130.0時間
エスクリ最小時間  0.0時間平均時間  47.5時間最大時間  120.0時間
ノバレーゼ最小時間  0.0時間平均時間  23.5時間最大時間  100.0時間
ワタベウエディング最小時間  8.0時間平均時間  22.6時間最大時間  40.0時間
ポジティブドリームパーソンズ最小時間  30.0時間平均時間  75.0時間最大時間  150.0時間
Plan Do See最小時間  0.0時間平均時間  25.0時間最大時間  50.0時間
ブライダルプロデュース最小時間  0.0時間平均時間  41.7時間最大時間  100.0時間
主要各社の平均最小時間  7.3時間平均時間  46.5時間最大時間  105.0時間
ブライダル主要企業の残業時間

転職口コミ系のサイトを他にもいくつか確認しましたが、だいたい同じような結果となっていましたし、実際に私が働いていた時の経験と照らし合わせても、実態とかけ離れているとは思えないので、ほぼ正しい数値を見て問題ないのではないかと思います。

ブライダル業界のウエディングプランナーの残業時間の特徴としては

  • 総じて残業時間が長い(平均が45時間を超えていることからもわかる)
  • 時期によってばらつきが大きい(最小と最大の差が大きい)

ことが挙げられます。これはウエディングプランナーの業務の特性が理由なのである程度仕方がないとも言えます。とはいえ、もしこれからブライダル業界への転職を考えているのであれば、残業時間については気になるとことですよね。次から詳しく解説します。

ウエディングプランナーのシーズン別の残業時間の特徴

ウエディングプランナーの業務量は時期によってかなりばらつきがあり、業務量が多くなる時期は必然的に残業時間も増えます。お客様が多くて仕事も増える時期を繁忙期、逆にお客様が少なく仕事が少ない時期を閑散期と言いますが、具体的な時期と傾向について見ていきましょう。

新規来館が忙しくなる時期

新規来館とは、結婚式場探しをしている新郎新婦が結婚式場の見学に来ることを指します。新規来館の繁忙期は、

  • 1月
  • 4月最終週~5月中盤(GWからそのあと2週間ほど)
  • 8月後半~9月中旬(シルバーウィークなど3連休が続く時期)

この3つの時期で、新規来館が多くなるのでこの期間は新規プランナーの業務時間が長くなりがちで残業時間も増えやすくなります。新規枠は1日3枠×3時間接客を基本としている会場が多いですから、接客で9時間、接客1時間に出勤し、接客終了後に事務処理と翌日の準備で2時間とすると、単純計算で1日当たりで12時間は勤務することになり、これは残業時間で言うと4時間強です。さらに、新規来館の繁忙期は祝日が多いので12時間勤務の日数も増えるため、新規プランナーの残業時間が増えやすくなるのです。

結婚式の打合せが忙しくなる時期

結婚式が多い時期は、打合せプランナーの業務量が増えます。もう少し詳しくいうと、結婚式の打合せは当日の3~4か月前から始まるので、結婚式が多い時期の3か月前あたりから当日までが忙しくなります。結婚式の繁忙期は、

  • 3月
  • 10月~11月

気候のいいこれらの時期で、ジューンブライドと呼ばれる6月は日本だと梅雨があるのでそこまで人気のシーズンではありません。これらの繁忙期に打合せプランナーが1か月あたり7組の担当を持つとした場合、10月だと同時並行で担当を25組持ち、かつ毎週末に1~2組の担当の施行が入っている状態、となります。25組の平均ゲスト人数が70名だった場合、1,750名分のゲストも含めて個人情報を預かりつつ、プロデュースを行い、売上目標の責任も持つという状況なので、かなりハードですね。当然、施行の立ち合い、担当のお客様との打ち合わせ、事務処理、発注処理や検品などの業務量も多くなるので、この時期の打合せプランナーの残業時間は増えやすくなります。

ウエディングプランナーの曜日別の残業時間

ウエディングプランナーの残業時間のもう一つの特徴として、曜日ごとの勤務時間の差が大きいということが挙げられます。

平日の勤務時間と残業時間

接客が入っていないければ、平日のシフトはかなり緩めに組まれていることが多いです。出勤は10時~11時、退勤は17時~19時、遅くても20時くらいのところが多いのではないでしょうか。お客様対応で必ずこの時間にいなければいけないという時間がないので、土日が忙しかった週は残業調整を平日でする、といった式場もありますね。1日当たりの残業時間はほとんどなく、あっても1時間程度です。

休日の勤務時間と残業時間

休日は新規、打合せとも接客が入るので勤務時間が長くなり、残業時間も長くなります。

新規来館は早い会場だと9時から、遅くても10時からの設定になっていることがほとんどなので、遅くても8時には出勤している必要があります。一方、最終の新規枠は17時~18時から組まれていてそこから3時間接客して接客内容の事務処理をそのあとするので退勤は22時~23時くらいになることが多いです。1日の勤務時間は12時間~14時間となることも珍しくなく、残業も4時間を超えること多いです。

打合せプランナーで担当を持っている場合、1組目の施行は9時半~10時半くらいから始まることが多いです。そうすると、お客様はその2時間~3時間前には会場入りしますから、担当プランナーは6時~7時には出勤しておかなければいけません。また、最終施行で二次会も受注をしていたりすると、お客様の完全退館が22時になることもあり、そこからどんでん、翌日の準備、当日生産の確認、事務処理をすると終電間際になってしまいます。このようになることを見越して、同じ日の最初の施行と最終施行を同じプランナーが担当しないようにするなどアサインを調整している会社もありますが、1日の勤務時間は12時間~14時間となることも多く、残業も4時間を超えること多いです。

ウエディングプランナーの残業はなぜ長いのか?

ここまで書いてきたように、時期や曜日によってばらつきはあるものの、総じてみればウエディングプランナーの勤務時間・残業時間はどうしても長くなりがちです。その理由はいくつかあるのですが、接客時間の長さ以外にも以下のような理由があります。

仕事精度に完璧を求められる

当たり前ですが、結婚式はお客様にとって一生に一度の大イベントです。そのため、会場側やスタッフ側にどんな理由があったとしてもミスは許されません。今月は残業が多かったので仕事終わってないけど早帰りした結果発注が漏れてしまいました、申し訳ございません、とかありえないですよね。結婚式場側の都合でお客様へ提供する品質を落とすことは倫理的にも会社の風土的にも許容されるものではないので、じゃあどうやって仕事の制度を高く維持するのか?→勤務時間を長くしてでもしっかりと準備しよう、となるのです。

想像以上に事務処理が多い

結婚式に関する情報は実は膨大です。

  • 新規来館時のアンケート
  • お客様との接客や打合せの記録
  • パートナー企業との受発注の記録
  • 納品されたウエディングアイテムの検品の記録
  • 営業目標に対する進捗など企業運営上のデータ管理

など、すでに働いている方は分かると思いますがシステムに入力しなければいけない項目や対応しなければいけない事項はかなり多いんですね。しかも、そのフォーマットがバラバラだったり、発注が業者によってはFAXだったりメールだったり、と全体的にシステム設計が追い付いていないことが多いので、そうなると接客以外の事務処理にかかる時間が長くなり、残業も多くなるのです。

1組の結婚式に関わる人数が多いので調整などに時間がかかる

結婚式が出来上がるまでに関わるスタッフはウエディングプランナーだけではありません。

  • 新規プランナー
  • 打合せプランナー
  • ドレススタイリスト
  • フローリスト
  • サービススタッフ
  • シェフ
  • 司会者
  • 音響担当者
  • フォトグラファー

など、たくさんいます。すべてのスタッフが同じ会社の所属であればまだ意思疎通もしやすいかもしれませんが、それぞれが別のパートナー企業だった場合は、連絡手段(メールか電話かチャットツールか)もバラバラ、1つ1つの打合せの進捗を都度共有しなければいけない、など本質的に重要な業務以外に取られる時間が長くなります。最近では、ブライダルに特化した業務管理システムなどもできていますが、そういったシステムを導入していない会社であれば連絡や調整に手間がかかるので残業も多くなりがちです。

まとめ

ブライダル業界、特にウエディングプランナーの残業時間についてまとめました。現時点では全業種の中でも残業時間は長い方だと言えますが、時期や曜日によってばらつきがあるので、いい意味でとらえれば本当に忙しく感じるときと意外と落ち着いているときのメリハリはつけられます。将来的に業務のシステム化やオンライン化が進んでいけばもっと減っていく可能性もありますが、もしこれからウエディングプランナーになることを目指しているのであれば、これくらいの残業時間は覚悟しておいた方がいいでしょう。

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