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フリーランスのウェディングプランナーに人脈は必要か?

公開日 2018/11/17
フリーランスのウェディングプランナー

社会人にとって目に見えないけど大切な資産である人脈。企業に所属して働いている時はあまり自覚することはないですが、フリーランスや独立すると、いざというときに仕事で助け合えたり、日々の悩みを相談できたり、その重要さを実感する機会が多くなります。とはいえ、誰でもいいから知り合いを増やせばいいというわけではなく、自分と相手にとってお互いに価値のある関係であるからこそ、意味のある人脈を築けていると言えます。そこで、今回の記事ではフリーランスにとって必要な人脈とは何か?というテーマについてまとめました。これからフリーランスを目指す方やすでに独立されている方にとって参考になればと思います。

そもそも人脈とは何か?

姻戚関係・出身地・学閥などを仲立ちとした、人々の社会的なつながり。

出典:コトバンク

人脈とは、一言でいうと人の社会的なつながりのことで、お互いにとっていい影響を与える友人や知人のこととも言えます。仕事ではない個人的な知り合い、会社員時代の同僚や取引先の方、異業種交流会や業界セミナーに参加した時に知り合った方など、人脈のつくりかたは様々です。

どんな人脈が必要なのか?

ただの知り合いか人脈かの違いについての明確な定義はなく、いろいろな方がブログや書籍でいろいろと述べていますが、私が考える違いは、シンプルに自分にとって価値を提供してくれるかどうか(同じく自分が相手に価値を提供できているかどうか)だと思います。特に仕事の面だとわかりやすいですが、相互で高めあえる関係性でなければ人脈としての意味はほとんどなく、ただの飲み友達などとは全く違うものと考えたほうがいいでしょう。

フリーランスプランナーの具体的な仕事のシーンでは、

  • 経営や業務のことでお互いに相談できる
  • お客様の相互送客ができる
  • お互いに取引先として成り立つ

など、様々な場面でお互いに協力できる関係性であることが大切でしょう(直接的なお金の関係が入るとちょっと微妙な気もしますが…)。

意味のある人脈を増やすために必要なこと

人脈は仕事を通じて自然と出来上がることがあるものの、自ら行動して築いていった方が精度も高く幅広い人脈を作ることができます。そのために大切なのはポイントです。

ネットなどで情報発信し続ける

自分に価値を提供してくれるいい人脈を作るためには、まず自分が相手に価値を提供することが大切です。Give&Takeの前に、Give&Give&Give&Takeくらいの感覚でいいと思います。そのためには、まず自分がどんな人なのか、どんなことを考えているのか、自分の持っているノウハウ、などを積極的に発信しましょう。SNSでもブログでもいいですが、インターネットの方が拡散力が大きいのでオフラインでチラシ作って配るよりも効率的だと思います。特にTwitterは無料ですしフォローのハードルが低いですし、自分の発信に対して興味を持ってくれた人とコミュニケーションが取りやすいツールなので、最初はここから始めるのがいいと思います。

コンタクトを取ってきた人とコミュニケーションを取る

自分の発信によってある程度の影響力(≒フォロワー数やブログ読者数)がついてくると、コメントや問合せをしてくれる人が出てきます。好意的なものもあれば否定的なものもあると思いますが(特に最近はネットで攻撃的な人も多いので)、自分と合いそうな人だけでいいので、積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。頭ごなしに文句言ってきたり、それは違う!と否定してくるような人はスルーでいいと思います。時間も体力もメンタルも削られてもったいないですし、そこから何かが生まれることもないので。

しっかりと自分の言葉でそれまで発信できていれば、自分がどんな人か、どんなことが得意なのかを知ったうえで問合せをしてきてくれているので、その後の縁につながりやすくなります。

ご縁があったときの見極め力を磨く

問合せをしてくる人の中にはいい人もいれば変な人もいますが、最初から見極めるのは困難です。DMやコメントをきっかけにSNS上でやり取りをしたり、盛り上がれば実際に会って話をすることもあると思いますが、「この人と付き合うことは自分にとって価値があるか」の判断基準をそれを見極める力をつけていましょう。方法としては多くの人と会って経験を積むことで少しずつ分かるようになってくる、というのが感覚的には一番早いと思います。もちろん、フリーランスで働く場合は時間も限られているのでとりあえずに多く会えばいいというわけではないですが、やはりある程度の経験は必要でしょう。

まとめ

簡単ですが、フリーランスに必要な人脈とそれを築いていくために必要なことをまとめました。ブライダル業界の結婚式を商材とするサービスを展開する場合、プロデュースの仕事は1人ではできません。プランナーの自分1人だけではなく、信頼できるフォトグラファー、ドレススタイリスト、フフローリスト、司会など様々な人とオンライン/オフライン問わずつながっていることは仕事におけるメリットが非常に大きいと思います。人脈は1日でできるものではありませんので、この記事をきっかけに今日から取り組みを始めてみてはいかがでしょうか。

Wedding Me Career

Wedding Me Career編集部
ブライダル業界の求人・転職情報やキャリアに関することなど、ブライダル業界で働く人に役立つ情報をお届けします。

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