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ブライダル業界への転職は自己分析がカギ!勝てる志望動機を作るコツ

公開日 2019/12/12
ブライダル業界への転職

ブライダル業界への転職に興味を持ち、企業のリサーチや結婚式場についてのリサーチに励む方はたくさんいることでしょう。転職する上では自己分析がとても大切です。入念に自己分析をおこなった上で、それを書類選考や面接で役に立つ志望動機に繋げることが、内定を勝ち取るカギとなります。今回は、ブライダル業界への転職に向けての自己分析の方法や、志望動機に上手くつなげるコツについて紹介します。

自己分析とは何か

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「自己分析」という言葉を聞いて、皆さんはきっとその意味をきちんと理解されていることと思います。自己分析とはつまり自分自身を分析することです。自己分析の大きなポイントとしては3つあります。

  • これまでの自分が何を経験してきたのかを整理する→「キャリアの棚卸し」
  • 経験を通して気付いた自分の強み→「長所・スキルの整理」
  • 経験と得たスキルを今後にどう活かしたいか→「今後のビジョンの明確化」

この3つのポイントをおさえた自己分析は、今後の転職において志望動機を伝える際にも非常に役に立ちます。

逆に、自己分析ができていないままに転職を決めてしまうと、どのようなことが起こるのでしょうか。この場合、「自分の経験やスキルにマッチしない転職先を選んでしまう」ことが起こり得ます。こうなってしまっては、せっかく転職先の企業に内定をもらっても、その先にある転職後の社会人生活が予想していたものと大きくずれてしまうことになり兼ねません。転職する際には、自己分析を入念におこない、自分がなぜその転職先を希望するのかが明確になっている必要があります。

ブライダル業界への転職に向けての自己分析の方法

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ここからは具体的に、先ほどお話ししたポイントをおさえながらどう自己分析をすればよいのかを説明します。ブライダル業界への転職を考える方向けの自己分析の方法は下記の3つのステップです。それぞれの項目ごとに見ていきましょう。

ステップ①これまでの経験を整理しキャリアの棚卸しをおこなう

これまでブライダル業界での職務経歴がある場合もあれば、まったく違う業界からブライダル業界へ転職を考える場合もあるでしょう。どちらの場合もするべきことは同じです。自己分析をする際には、これまでの経験を整理し、自分自身がこれまでにどのようなキャリアを積んできたのかを整理する必要があります。

  • これまでに積んだ社会経験

複数の業種を経験している場合は、そのすべてを書き出してみましょう。「自動車ディーラーでの営業」「飲食サービス業での接客」「アパレル業界での営業」など、すべてを洗い出し見て分かる状態にしておきましょう。

  • これまでに経験し、できるようになった業務経験

先ほど挙げた社会経験を通して、何ができるようになったのか、どう成長したのかを考えてみましょう。「営業のノウハウを学んだ」「接客を学びそれを新人に教育できる立場になった」など、具体的に思いつくままに書いていきます。

  • これまでに自分自身が成し遂げたこと

組織の一員として自分が特に貢献できたことに意識を向けてみてください。例えば、何かで表彰されたり、売上ランキングのトップになったり、実績として思いつくものを挙げてみましょう。

ステップ②これまでの経験で身につけた長所・スキルを整理する

ここからは、先ほど挙げたキャリアの棚卸しの内容を見ながら、その経験から何を得たのかを考えるときです。「接客には自信が持てるようになったな」、「営業の楽しさを覚えたな」など、経験を通して成長した部分を挙げてみましょう。加えて、経験から気付くことができた自分の長所も挙げていきます。「大きな仕事を任されるほどモチベーションが上がる」、「どんなにきつくても弱音を吐かない忍耐強さ」など自己評価で構いません。最終的には箇条書きで羅列していくのがおすすめです。

  • 高い接客スキル
  • 営業に対する高いモチベーション
  • 忍耐強さ

このように、短く複数の長所やスキルをまとめましょう。

ステップ③今後自分の強みをブライダル業界でどう活かしたいのかを考える

ここからはいよいよまとめに入ります。ステップ①と②でまとめた事柄を読み返し、そこからどのようにしてブライダル業界への転職に活かすのかを考えましょう。

このときに大切なのは、ここまででまとめた内容をうまくブライダルへ業界での仕事内容に繋げていくことです。基本となる形としては以下を参考にしてみてください。

「自分には〇〇の経験を通して身につけた〇〇のスキルがある、これをブライダル業界での仕事で〇〇活かしたい」

このような構成で文章が成り立てば、自己分析からその先のビジョンを明確に描けていることになります。具体的な例を挙げてみるとこのような形です。

「私はこれまで生命保険の営業職を通して、ひとりひとりの顧客に合った提案をする営業スキルを磨くことができた。だからこそ、今後ブライダル業界で一組一組の新郎新婦にぴったりの結婚式を提案できるウェディングプランナーになりたいと思った」

このようにまとめることができれば、自分の経験やスキルをブライダル業界でどう活かすことができるのかがとても明確になります。これは志望動機や自己PRにそのまま使える内容でもあります。

ブライダルの志望動機を作成する際にやってはならない2つのミス

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転職においてとても重要なことのひとつが、志望動機をうまく伝えることです。志望動機は自己分析に基づいて作成するのはもちろんのこと、それ以外にも気を付けなくてはならない点があります。ここでは、ブライダル業界への転職においてやってはならない2つのミスについて紹介しておきましょう。

ミス①どのブライダル会社にでも使いまわせる内容になっている

よくあるのがこちらのミスです。ブライダル業界といってもブライダル会社はたくさんあります。その中から、なぜその企業を選んで働きたいと思ったのでしょうか。その内容が上手く盛り込めていないと、採用担当者には刺さりにくくなってしまいます。

特に、自己分析をしっかりおこなったことで満足してしまったときにこそ、このミスは起こりがちです。「これまでのキャリアを活かしてブライダル業界で働きたい!」という部分は上手く伝わっていても、ではなぜその企業なのかが伝わらなければその志望動機は「勝てる志望動機」ではありません。

ミス②結婚式に対する想いが伝わらない内容になっている

ブライダル業界で働くためには、結婚式に対する強い想いを伝える必要があります。特に、ウェディングプランナー職は、夢や憧れをもって応募する人たちが多いため、この点には注意が必要です。「プランナーになるのが夢だったから」と言われても、採用担当者には響きにくいでしょう。

大切なのは、結婚式に対してどのような想いを持っているのか、結婚式に携わってどのように活躍したいのかを伝えることです。もちろん、その中でご自身の自己分析内容もしっかり要所要所に盛り込んでいきましょう。

ブライダル転職に向けての自己分析まとめ

転職をするタイミングは、自らのこれまでのキャリアを振り返る素晴らしい機会でもあります。ブライダル業界で活躍したいなら、これまでに積み重ねてきたご自身のどの経験やどのスキルが、具体的にどのように活かされるのかを考えましょう。ここでおこなう自己分析は、この先の転職試験においても大いに役立ちます。自己分析なしに「勝てる志望動機」は作成できません。時間をかけて、これまでの経験や学びをしっかりと振り返りましょう。

Wedding Me Career

Wedding Me Career編集部
ブライダル業界の求人・転職情報やキャリアに関することなど、ブライダル業界で働く人に役立つ情報をお届けします。

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