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フリーランスで失敗しないために絶対に避けなければいけない7つの行動

公開日 2018/11/18
フリーランスで失敗しないために

最近の傾向として、ブライダル業界でもプランナーに限らずフリーランスとして独立する方が増えてきています。新卒からいきなりフリーランスとして活動する方はいないので、どこかの会社で経験を積み、それぞれのタイミングでフリーランスになるという方がほとんどでしょう。会社に所属しているときとフリーランスの一番の違いは、負う責任の範囲が大きく仕事に対する自分に対する評価が社外も含めてダイレクトに返って来ることだと思います。その違いを理解して仕事に取り組まないと、些細なミスから大きく信用を落とすことにもつながりかねません。そこで、今回の記事ではフリーランスになったら絶対にやってはいけない行動を10個まとめました。これからフリーランスを目指している方やフリーランスなり立ての方にとって参考になればと思います。

フリーランスと会社員の違い

フリーランスと会社員の違いは、所轄省庁や税金・保険、など制度的な違いもたくさんありますが、制度以外の代表的なポイントとしては以下のような点が挙げられます。

  • 会社員の場合は仕事上の契約内容に直接関わることはほぼないが、フリーランスは仕事の契約内容は自分で決める。
  • 会社員の場合は仕事上ミスをした場合、最終的に会社が責任を追うことが一般的だが、フリーランスは仕事上でミスをした場合、その責務を負い、損害賠償にまで発展するケースもある。
  • 会社員の場合はスキルアップやキャリアプランは、企業側がステージを用意しその道を実施していくことがほとんどだが、フリーランスはスキルアップやキャリアプランを自分の計画や目的に基づいて実施する
  • 会社員の場合は個人の評価は社内に限定されることが多く、社外からは●●会社の〇〇さんと認識されるが、フリーランスは社外からの評価が個人としてダイレクトに返ってくる

このような違いを理解し、腹落ちした状態で仕事を行っていかないと失敗する確率がグンと高くなってしまいます。次のセクションでは、これらを踏まえて失敗しないために避けるべき行動をご紹介します。

やってはいけない7つの行動

 1.請求書を期日通りに提出しない

フリーランスになると売上は給料に直結します。正確には売上というより入金ですね。会社員の時は請求書や見積り送付の期限を忘れてしまっていてもそれが理由で給料が振り込まれないことはまずないと思います(上司から怒られることはあるでしょうが…)。しかし、フリーランスになるとクライアントやお客様からの振り込みがなされないとそもそも現金預金がありませんから、給料を支給することができません。クライアントやお客様からの振り込みは請求書に基づいて行われますから、請求書を期日通りに提出しないと振込がなされず、キャッシュショートが起こる可能性が高くなります。お金に対する意識を高く持ちましょう。

2.支払いを期日通りに行わない

逆に支払いについても同様です。期日通りに仕入れ先のパートナー企業や結婚式で使う会場に支払いを行わないと、催促の連絡が頻繁に来るようになったり、最悪の場合契約を切られてしまうリスクもあります。支払先が増えてくると管理が大変にはなりますが、この仕事は感度高く行うべきだと思います。

3.連絡のスピードが遅い、連絡がつかないことがよくある

連絡(特に相手からの返信)が遅かったり返信漏れが多いと、クライアントやお客様からの信用を失います。逆の立場で考えれば当たり前の話ですが、連絡が取りにくいまたはと連絡なる相手と仕事をすることほど怖いことはありません。

  • スマホにアプリを入れていつでも確認できるようにしておく
  • メールチェックの時間をスケジュールの中で確保しておく
  • 24時間以内で返信するなど最初から返信時間の目安を相手に伝えておく
  • もし長期で返信ができなくなる場合は、自動返信設定にしたり、事前に通知する

など、具体的にできる対策はたくさんあるので必ず実行するようにしましょう。

4.社会人としての常識を守らない

フリーランスになると縛られることがないので、何事も自分のペースで自由に進めたくなります。ただ、

  • 時間を守らない
  • 服装が場面に合っていない
  • 挨拶ができない
  • 態度が大きい
  • お客様やクライアント、取引先に上から目線で物を言う

他にもたくさんありますが、このようなことが続くと相手に悪い印象を与えてしまうだけでなく、その噂も業界内で広まっていってしまいます。自分に自信を持つことは大切ですが、謙虚な姿勢でお客様や取引先に接するようにしましょう。

5.悪口や陰口、不平不満を言う

フリーランスになると、もともと幅広い人脈を持っている人は除き最初は仕事の話をできる人が減ります。会社の同僚と仕事帰りに一杯飲みに行って会社の愚痴の1つや2つ言いあって帰る、という機会もなくなるでしょう。もし飲み会や会食があったとしてもクライアントや取引先の人と、というケースがほとんどになると思います。このような環境になると、ネガティブなことやストレスフルなことがあったときにその捌け口となる機会が極端に減るのです。

その時に、会社員の時と同じように誰かに話してしまうのはNGです。特に入っている現場とは別の現場のことなどを他の人に話したりすると、同調するというよりも自分たちも同じように言われているのかなと思われてしまうので、絶対に陰口や不平不満は言わないようにしましょう。

6.現状維持で満足してしまう

ブライダル業界に限らず、社会は常にすさまじいスピードで変化しています。トレンドの変化に追いつくだけでも大変ですし、そこに自分らしさをアレンジしてサービスに組み込んでいく、というフェーズまで昇華するためにはより高い次元での努力が必要になります。今、自分にしかない強みがあったとしても5年後には一般化しているかもしれませんし(ここ5年のオリジナルウエディングのトレンドもそのようなものかと)、1つの武器だけで一生成功し続けるというのは今の時代では至難の業です。

新しいことや自分が苦手にしていることに対して努力やチャレンジをしようとしない人、ちょっと成功して現状維持で満足してしまう人ははいずれ淘汰されて行ってしまうでしょう。テーマを決めて自ら勉強していくべきですし、わからないことは積極的に他人に聞いていく姿勢も大切だと思います。

7.いい人になりすぎる

意外かもしれないですが、いい人になりすぎるのもダメです。会社員は「頑張ったこと」に対して一定評価されることもありますが(もちろん企業の評価制度によりますが)、フリーランスの場合は「頑張ったこと」を「成果=売上」に結びつけないと何にもなりません。

具体的には、取引先との価格設定交渉やお客様からのプロデュースフィーの交渉などのシーンで、毎回折れて相手の言いなりで価格を設定してしまったり、高い料率を受け入れてしまうなどはNGです。瞬間的に「いい人だ!」と思われるかもしれませんが、それで苦労するのは自分です。厳しい言い方をしますが「いい人だ!」というのは結構すぐにみんな忘れてしまいます。

自分が提供できる価値はこれくらいだからいくらはもらってしかるべきなんです、という自覚を持ち、単価や料率など売上・利益に直結するお金の話はいい人になりすぎず、きちんと交渉するようにしましょう。

まとめ

これをやったら失敗するだろうなと思う7つの行動をまとめました。これらの行動を一言でまとめるなら「人として信用を失うことは絶対にやってはいけない」です。これらはフリーランスに限った話ではなく社会人全般に言えることではありますが、フリーランスだと1つのNG行動の影響のダメージが非常に大きいので、ベースの意識を高く持ってお仕事に取り組むようにしましょう。

Wedding Me Career

Wedding Me Career編集部
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