ウェディングプランナーの転職を希望するなら面接で確認しておきたい5つのこと
公開日 2018/10/09

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ウェディングプランナーは以前から人気の高い職種で、お客様の一生に一度の晴れ舞台に立ち会えるだけではなく、自分の仕事を通じて多くの人を笑顔にすることができる非常にやりがいのある仕事です。また、日本全体では人口減少期となっているものの、冠婚葬祭業界は景気の変動にも強く、ITなどと比べて比較的安定した業界規模の推移となっています。一方、ブライダルの専門学校があるほど新卒・中途とも採用倍率が高く、ウェディングプランナーを希望してもそう簡単になることができないのが実情です。そこで、今回の記事ではブライダル業界で面接官をしていた経験をもとに、ウェディングプランナーを希望すときに面接で確認しておきたいことをまとめました。応募前に参考にしてみてください。

ウェディングプランナーの業務とは?

ざっくりと業務を解説すると、新郎新婦の結婚式を接客・打合せを通じてコーディネートするお仕事ですが、会社によっては新規プランナーと打合せプランナーと業務が分かれていますので、それぞれどんなことをメイン業務とするのかを知っておくことが必要です。

新規のウェディングプランナーの仕事とは?

新規ウェディングプランナーの業務は「結婚式場に来館したお客様の案内・接客」で、まだ結婚式場に申し込む前のタイミングでの接客がメイン業務になります。結婚式場探しを始めたばかりの新郎新婦は、まだ結婚式のこともあまり具体的にイメージできていない方が多いため、まずは二人の思いや希望をじっくりヒアリングするところから始めます。

  • どんなイメージの結婚式にしたいかのヒアリング
  • 自分が働く結婚式場の施設紹介(チャペルや披露宴会場などのこだわりを説明しながら館内を案内します)
  • 試食や試着などの案内、サーブ
  • 見積りの説明、貯金計画の相談

具体的には上記のような流れで接客が進むことが多く、接客を通じて会場を気に入ってもらうか、最終的に申し込んでいただくか、という点をゴールにおいて接客をします。どちらかと言えば営業の要素が強く、接客数に対してどれくらいの割合で成約を取れたか(受注を獲得したか)を評価ポイントとして置いている会社が多いです。一組のお客様にじっくりと携わるというよりは、数多くのお客様の接客を通じて自社会場の素敵な結婚式を世の中に広めていく業務といえるので、そういう働き方やマインドを持っている方にオススメのウェディングプランナー業務です。

新規プランナーの業務とは

打合せのウェディングプランナーの仕事とは?

打合せプランナーの業務は「結婚式場に申し込んだお客様を担当し、結婚式当日までの打合せを行う」で、世間一般のウェディングプランナーは打合せの業務をイメージしている人が多いと思います。すでに会場への申し込みは済んでいる状態なので(日取りや会場は決まっている)、結婚式の具体的な内容を決めていくことになります。

  • 二人だけの、二人らしい結婚式のためにどんなテーマにするか
  • どんなイメージや装飾にするか
  • どんな演出や進行にするか
  • 誰をゲストに呼ぶか、席次はどうするか
  • 料理や飲料をどのような内容にするか
  • ムービーや写真、引出物など、一つ一つのアイテムをどうするか

こういった結婚式の具体的な内容を、新郎新婦との打ち合わせを通じて決めていきます。もちろん、ただ事務的に決めていくだけではなく、どんな方に感謝を伝えたいか、どういうスタイルや演出で自分たちらしさを表現したいか、など二人だけのストーリーを一つ一つ丁寧にヒアリングしながら並走して決めていくことになります。1組の打合せ期間は平均5か月前後なので、1組のお客様にじっくり寄り添いながら仕事を進めていくことを希望する方にオススメのウェディングプランナー業務です。評価は顧客満足度や売上、組単価などの指標を用いて行われていることが多いです。

打合せプランナーの業務とは

このように一言でウェディングプランナーと言っても、具体的な業務には大きく違いがあります。どちらの仕事を担当するかによって働き方や具体的業務、評価、仕事を通じて担うべき責任も変わってくるので、まずは自分がどちらの仕事をしたいのかを考え、求人の募集要項をしっかりと確認してから応募するようにしましょう。

で次には、実際にウェディングプランナーの面接を受けることになった場合、その場で絶対に確認しておいたほうがいいと思うことをまとめます。本当に絞ってポイントだけ書いていますが、会社としての制度というより「ウェディングプランナーの実務」に直結する部分が中心なので、ぜひチェックしてみてください。

担当する業務は何か?

先ほど書いたように、担当する業務が「新規」なのか「打合せ」なのか、またはその両方を担う一貫担当、またはマルチなのかは必ず確認しましょう。募集要項に明記されていたり、エージェントの担当者が面接前に教えてくれる場合は特に問題ないことが多いですが、よくわからない場合は必須項目と言ってもいいと思います。ウェディングプランナーになれたはいいけどいざ働いてみたら想像していた仕事と全然違った…ということも実際にはよくあることです。

またそれぞれに場合、どこまでが対象業務で、どこまでが責任範囲なのかもあわせて聞いておくといいと思います。新規プランナーであれば申込み~打合せ開始までの期間も自分の責任範囲となるのか、打合せプランナーであれば施行当日には立ち会うのか、などですね。打合せを担当したのに結婚式当日の立ち合いはできないというオペレーションを設定している会社もあるので、実は大事な要素だったりします。

月間の平均接客組数、担当組数はどれくらいか?

これは業務量に関する確認事項ですが、面接時にストレートに残業時間はどれくらいですか?と聞くと面接官によってはあんまりいい印象を持たれないのと、仮に60時間であっても正直に答える面接官はあまりいないと思います。昨今の働き方改革もあり、激務と言われるブライダル業界も以前に比べればだいぶマシになってきているとはいえ、それでも過酷な現場であることは変わりないので、どのくらいの業務量なのかはできれば入社前に知っておきたいですよね。

そこで、業務量を聞く場合は新規と打合せのせ「接客組数」、「担当組数」を聞いてみましょう。目安として、新規で月間30接客以上、打合せで月間7組以上と回答されれば、けっこう激務な方だと思います。新規は1組当たり平均3~4時間なので、毎月100時間前後接客していることになりますし、打合せで7組以上の場合、毎週末2組以上の施行があることになるのでかなり目まぐるしい週末になっていると思います。ある程度落ち着いているところだと月間15接客、または4組担当程度かなと思います。ただし、会社でシステムを利用していて入力処理などの業務が非常に簡素化されていたり、繁忙期と閑散期で業務量に差があることもあるので、そのあたりも併せて確認できるといいと思います。または、昨年の全社MVPの人の成績はどれくらいでしたか?とか聞いてみてもいいと思います。

業務ではどんなシステムを使用しているか?

新規、打合せとも、きっと皆さんが思っている以上に事務処理が多いです。新規であれば接客したお客様の接客データ、挙式日や披露宴会場などの成約データ、成約時に提示した見積りデータなどがありますし、打合せでは、具体的な結婚式の内容や進行に関するもの、席次、発注書の管理、請求書の発行など、実際の接客以上の時間を割いているのではないでしょうか。先進的な会社ではこういった顧客管理や受発注などの業務に専用システムを導入しているので、非常に高い業務効率で仕事を進められているケースもありますが、台帳が紙管理だったりパートナー企業との受発注がFAXメインだったりするとけっこう大変だと思います。

このように、社内で導入している業務システムの利便性はウェディングプランナーの業務に極めて大きく影響してくるので、先ほどの月間の接客組数の質問の延長で確認するといいでしょう。

評価基準はどんな基準が設定されているか?

一般的な内容ではありますが、どのような基準で評価が決まるのかも確認したほうがいいでしょう。自分がなぜウェディングプランナーとして働きたいかという希望と、会社からの評価がマッチしていないとお互いにとって不幸です。一般的には、営業成果(成約組数や売上、組単価など)と顧客満足度(アンケート結果や口コミサイトへの投稿数など)、あとは生産性などを基準としているところが多いですね。それなりの規模の会社を受ける場合は、割合の大小はあれど営業成果が組み込まれていることがほとんどなので、純粋に自分の思う結婚式をプロデュースしたい!という方にはあまり向かないかもしれません。

社内にはどんなキャリアパスがあるのか?

ブライダル業界はウェディングプランナーに限らず女性が多い業界なので、結婚者出産などライフステージが変化する毎に働き方を変えざるを得ないケースも多く見られます。その時に会社としてどのようなキャリアパスを用意しているのかは非常に重要だと言えるでしょう。

結婚式場で働きながらキャリアアップ

いわゆる現場パスで、勤務場所や結婚式に携わるという業務は大きく変わらず、ウェディングプランナー(メンバー)→リーダー→マネージャ→支配人、とステップアップしていくキャリアパスで、規模の大きな会社だと、さらにその上にエリア統括、本部統括、といったポジションが用意されていることもあります。

現場経験を活かした職種変更キャリアアップ

いわゆる職種変更パスで、ウェディングプランナーから本社機能のマーケティング部門や商品企画部門、人事の採用部門などへの異動がメインです。現場と本社の一番の違いは働き方で、土日メインの現場に対し、本社は土日休みであることが多く、結婚や出産などを機に異動される方が多いですね。

今、どのような働き方をしたいかと、将来どのような働き方をしたいか、次第ですが、どのようなキャリアパスが現時点で用意されているのかは確認しておいてもいいでしょう。

その他

  • 産休育休の取得状況
  • 新卒と中途入社の割合
  • 異動の有無と頻度(特に全国展開をしていて転勤を伴う場合)

他にもこのような内容が気になる場合は、しっかり確認しておけるといいと思います。

ウェディングプランナーの面接で確認すべきこと

まとめ

ウェディングプランナーという職種は実は事務処理も多く大変な仕事ですが、非常にやりがいを持って取り組める素敵な仕事です。これから目指す方も業界内での転職を考えている方も、今回の記事をぜひ参考にしていただき、自分に合った素敵な職場を見つけてくださいね。

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