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ウェディングプランナーの転職に成功する人の特徴は「自己分析」「情報収集」がキーポイント!成功体験例から流れを解説

公開日 2021/11/10
ウェディングプランナーの転職に成功する人の特徴は「自己分析」「情報収集」がキーポイント!成功体験例から流れを解説

ウェディングプランナーの転職活動で成功する人には、同業他者からの経験者、異業種からの未経験者に関わらず、ある特徴があります。一般の求人企業は「若ければ未経験者でもOK」と考える例が多いのは確かですが、ブライダル業界はいま即戦力を重視し、経験・未経験を問わず「企業にしっかりあった強みを即発揮できる人材」を求めています。転職活動を成功させるうえでいま、なぜ「自己分析」「情報収集」の重要度が高まっているかを解説します。

ウェディングプランナーの転職活動で「成功する人」の5つの特徴とは?

ウェディングプランナーで、同業他者から、また異業種の未経験から転職したいと考えている人で、成功するひとにはある特徴があります。

【転職活動で成功する人の5つの特徴】
・転職する理由や目的が明確でポジティブである
・転職先に求める条件と譲歩できる条件が明確である
・自分の長所、短所、経験や仕事で得たスキルが理解できている
・入社希望の企業が求める人材やスキルが分かっている
・提出書類と面接対策の準備が万全である

【1】転職する理由や目的が明確でポジティブになるには?

ウェディングプランナーが転職を考える理由は、決して前向きなものが多いわけではありません。

【ウェディングプランナーに多い転職理由例】
・給与の水準が低く不安定
・休日出勤や残業の多さなどワークライフバランスをとるのが難しい
・売上に明確な目標が課せられ個人評価もされる
・目標がきつく人間関係やチームワークが上手くいかない
・上記の理由から結婚・妊娠・出産を見据えた退職

ただし、上記の転職・退職理由はウェディング業界に限らず、どの業界でも非常に多いメジャーな理由です。
転職理由はマイナス面が複合的に重なっているケースが多いのですが、ひとつひとつ書き出し「どの理由が一番我慢できないか」をまず明確にしてみましょう。
そして一番我慢できない理由を解決するための転職条件について、じっくり考える必要があります。
その転職条件を満たすために、今の状況から抜け出すために何をすべきか考えると、自然とポジティブな転職理由が具体的に見えてくるはずです。

【2】転職先に求める条件と譲歩できる条件を明確にするには?

「給料を上げたい」「余裕のある働き方がしたい」「目標を達成したい」「目標がゆるめで人間関係が穏やかな場所に行きたい」…
転職先に求める条件で、絶対に譲れない条件が明確になれば、自然と譲歩できるポイントも見えてきます。
「給料の高さが最優先」「結婚生活を第一に余裕ある働き方優先で給与は多少下がってもいい」「目標のために自分のスキルやレベルを上げたい」といった、転職先の条件の譲歩面や、転職するために自分が変わるためのポジティブな目標が具体的になります。

【3】自分の長所、短所、経験や仕事で得たスキルを分析するには?

転職のための条件、譲歩面、ポジティブな目標が見えてきたら、自分の人生において培ってきた長所&短所と、ウェディングプランナーとしての経験で得たスキルや強みをとことん棚卸します。異業種からの転職の場合も同様に、とにかく自分が成し遂げてきた実績や、失敗した理由や要因を、とことん洗い出してみましょう。
仕事を初めてからの実績は期間や目標達成度合いがわかるよう年表にしましょう。
すると、次第に自分が仕事で得たものだけでなく、次の職場に行くなら活かしたい能力や、改善したい部分が明確に分かりやすくなります。

【1】【2】【3】の、一連の求職者自身が内省し、自分を深く知るための作業を就職・転職活動において「自己分析」と呼んでいます。

【4】入社希望の企業が求める人材やスキルを理解するには?

新型コロナウィルスの影響により、現在、ウェディング業界への転職市場は最も冷えている状況と言えます。
企業の採用基準は上がり、即戦力となる人材のみ採用を行う傾向が強くなっています。
即戦力とは「自分の経験・スキル・実績から、どんな強みを発揮し、どう貢献できるのか」を採用側に分かりやすくポジティブに伝えられる能力が、採用の判断に大きく影響すると言えるでしょう。

そこで、志望する企業の事業内容や特色をとことん調べる「企業研究」が非常に重要になっています。
希望が叶う転職に成功するためには、「自己分析」と「企業研究」がどれだけ深く、精度を上げてできるかにかかっているのです。

「自己分析」で自分の経験・実績・スキルの棚卸しを行い、「企業研究」で志望先企業の仕事内容や働き方などを研究すれば、「転職後、強みを発揮して活躍できるかどうか」を見定めることができるのです。

【5】提出書類と面接対策の準備を万全にするには?

【1】~【4】の自己分析と企業研究を踏まえたうえで、いよいよ転職活動は大詰めです。
志望する企業に書類選考のための履歴書と職務経歴書を作成して送り、書類選考が通ったら面接を行います。
ただし、どんなに自己分析と企業研究が完璧でも、面接官の質問に、自分の言葉で簡潔に明確に応えられる技術を身に着けていないと、採用が遠のきます。
面接の対応にはコツがあり、それは面接の練習や対策を事前にとっておけば、当日合わせてることはないでしょう。

ウェディングプランナーの転職成功の基本は「自己分析」

自己分析は新たな就職先を決定するためだけでなく、入社後に仕事の満足度を上げ、転職活動を本当の意味で成功させるために重要なポイントです。
転職の要因と転職の本音の理由、転職の目的、自分の性格、考え方、やりたいこと、長所や短所…といった、自分のあらゆる本音が分かっていなければ、自身のプレゼンテーションはできませんし、本当に自分の希望にあった職場は見つからないのです。

自己分析を考えるための3つの切り口

自己分析のための切り口として、考え方の基準となる3つの考え方をご紹介します。

なぜ転職したいのか?を突き詰める

給料が安い、望んでいた仕事ではない、やりがいが見いだせない、人間関係が悪い・・・転職の多くは不満や後ろ向きな理由がきっかけです。そこで「給料が高い職場に入るためには?」「やりたい役割を与えられるために必要なスキルを磨くためには?」といった、不満を逆転させるために、新たな職場に必要な要素を考えてみましょう。

どのような条件を最優先に転職先を希望するのか

不満を解消するためには、何らかの代償が必要です。「働いただけ収入が増える能力主義の会社に移りたい。そのかわり仕事が忙しくても構わない」など、自分が譲歩できる条件を加味して希望する転職先のイメージを具体的にしていきましょう。

もともと持っている長所と経験で得た自分の強みは何か

長所とひとくちに言っても、協調性、明るさ、リーダーシップといった生来の気質が大きく影響する自分の人間力や、これまでのキャリアを振り返って仕事で身についた能力、実績、成功体験で得た強みは、書き出したうえで分けて考え、アピールするとスムーズです。また、生来の短所を克服しようと経験から得た成功体験は、大きな強みになります。
自分の成長の軌跡や学習能力の高さ、現実対応能力などを示す材料として自己PRに活用しましょう。

志望動機が考えられない、自己分析が難しい場合の相談先

志望動機が考えられない、自己分析が難しい場合の相談先

ウェディングプランナーとしての立ち位置や、自分がウェディング業界の中でどの立ち位置にいるか知りたい場合、また他者と比較した際の自分の強みを知るために、積極的に利用したいのが『転職エージェント』です。
転職エージェントは転職のプロであり、特に業界特化型の場合、さまざまな同業の求職者と面談し相談にのっています。その経験を活かし、面談を通して求職者のスキルを聞き出し整理して、他者と比較した際の個性や強み、魅力を見出してくれるのです。

転職エージェントは自己PRや職務経歴書の作成を助けてくれる

転職エージェントを通じての転職の場合、事前面談の際に求職者のスキルや希望を深くヒアリングしたうえで、求職者のスキルや強みにマッチした企業に推薦、応募する形をとります。
そのため、エージェントが企業側に事前に求職者の実績や人柄を説明するために、自己分析を手助けしてくれるうえに、職務経歴書や自己PR作成の相談や、書き方について添削もしてくれます。

ウェディングプランナーの転職成功の秘訣は「情報収集」

転職活動の際には、まず自分が転職したい業界にどのような企業があるのか、また希望する企業が見つかった際に、その企業の事業や現状、特色といった情報を収集する「企業研究」を行わなければ、応募もできません。

ウェディングプランナーの企業・求人の情報収集の方法

転職活動のために、できれば、多くの選択肢の情報が欲しいのですが、1つの求人サイトで見られる求人は限られています。転職に成功する人は情報収集に余念がなく、もちろん複数の求人サイトを用いて情報を集めているようです。

求人サイトで探す

求人サイトを利用すれば、サイト内の検索システムを利用して、自分のキャリアビジョンに沿った条件入力により簡単に求人情報を検索できます。

求人情報誌で探す

求人情報誌は、ネットに比べて一覧性に優れており、特に複数の求人情報を比較する場合などに力は発揮しますが、情報の鮮度に欠ける場合があります。

ネット検索で探す

働きたい業界が決まっているのなら、「業界に関するキーワード+求人」などのキーワードでウェブ検索すると、関連する求人情報が表示されます。

転職エージェントを利用する

ブライダル業界への転職を目指すのであればブライダル業界特化の転職エージェントを使うのもオススメの方法の1つです。
転職エージェントを利用するメリットは、担当のエージェントが無料で求人の紹介、履歴書や面接のサポートまでしてくれる点です。公に求人を初めていない企業や、競合他社への配慮からネットに求人を載せていない企業、求人広告サイトに載っていない企業を受けたい際にエージェントからアプローチして橋渡してくれるケースも。
非常に便利なサービスですが、どのエージェントを利用するかも転職の成否を決める大きな要因になるのです。

Wedding Me Career

Wedding Me Career編集部
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