ウエディングプランナーのこれからのキャリアパスとは?
公開日 2019/01/19

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企業の採用サイトや面接などの場で「キャリアパス」という言葉を見聞きしたことのある方も多いと思います。終身雇用と年功序列という日本企業特有の制度が崩壊しつつある現代では、自分のキャリアをしっかりと考えて職務に当たるということがとても大切になってきており、特に最近では、MBOや1on1など上司との面談で使われることも多いです。ウエディングプランナーという職業においても、ずっと現役バリバリを希望する方もいれば、支配人など管理職になりたい方、いずれはライフバランスを保った働き方をしたい方など様々でしょう。そこで今回は、ウエディングプランナーのキャリアパスについてまとめました。これから目指す方、今は働いている方両方にとって参考になればと思います。

そもそも「キャリアパス」って何?

キャリアパスとは、ある職位や職務にまっとうするために必要な業務経験やスキル、適性を定義し、そのポストへの昇進や異動のルートを明確化したものを指します。簡単に書くと、「どんな能力を身に着けて、どんなルートでキャリアアップしていくかの道筋を示したもの」です。企業は社員に対して職種ごとのキャリアパスを明示していることがほとんどですし、働く人も自分のキャリアパスをどのようにしていきたいかを考えていることも多いので、企業・社員の両方にとってしっかり理解しておくキーワードだといえるでしょう。

キャリアパスを明示する企業側のメリットには、以下のようなポイントが挙げられます。

  • 自社社員に対して、レイヤーごとにどのようなスキルや専門性を身に付けるべきかを明確に伝えることができる
  • それに従って期待する育成方法やマネジメントの方法を統一することができ、レベルアップのスピードが上がる
  • キャリアパスを踏襲した事例が伴ってくると、公開することで次の採用力につながる

一方、働く社員側の立場で、自身のキャリアについて深く考えていることは、以下のようなメリットがあります。

  • 目の前の仕事を通じてどんなスキルを身につければよいか、経験を積めばよいかわかるので迷いにくくなる
  • 次のステップに進むために自分に足りないことがわかるので、自己努力の指針を作りやすい
  • 将来に対する漠然とした不安の要因が少なくなるので、仕事に対するモチベーションの向上に繋がる

ただ働きながら能力を身に付けよう、と考えるより、「何のために今の仕事に取り組んでいるのか」がしっかりと示されているほうが、目的意識をもって日々の仕事に取り組めるでしょう。勉強できるようになりたい!よりもこの大学に行こう!の方が目的がはっきりするから頑張れる、というのと似たような感じかなと思います。

このようにキャリアパスは働く社員にとっての未来予想図であり、企業にとっては社員に対して必ず示すべきものだと思います。不確定要素が大きい今の時代に30年後の自分を想像するのは難しいかもしれませんが、1年後、3年後、5年後、10年後くらいはどうなっていたいかの自分の姿は描けるといいですし、逆に転職をする際は採用担当者に会社としてどのようなキャリアパスを考えているのか聞いてみるといいでしょう。

ウエディングプランナーのキャリアパス

ウェディングプランナーとして成功するためには、いろいろな知識を身に着けて、柔軟なアイディアを出せるようにする必要があります。直接業務に関係するスキル以外にも、ドレス、料理やドリンク、写真、司会・音響・音楽、予算やお金のことなどウエディングアイテムに関する知識や事業運営に関わる知識を持つことが必要です。

とはいえ、いきなり全体像で話してもイメージしにくいと思いますので、キャリアのフェーズ別に詳しく解説します。

ウエディングプランナーになるまで

ウエディングプランナーになるためにどんな方法があるのか、キャリアをスタートさせるためのポイントを挙げます。

新卒でウエディングプランナーになる場合

いつからウェディングプランナーになることを意識し始めるかによりますが、もし社会人になる前から希望を持っているのであれば、ウエディング関連の専門学校やブライダル学科のある大学に行くというのも選択肢の一つです。こうした専門学校では、ウェディングプランに必要な全てのスキルをまんべんなく学ぶことができますし、一定期間実際に結婚式場やホテルなどでインターンのように実務研修ができるシステムを持っていますので、効率よくスキルを身に着けられます。そして、卒業後スムーズに就職できるように、たくさんの求人が紹介されますので、キャリアを築いていくにはとても便利です。

中途でウエディングプランナーになる場合

社会人になってから中途でウエディングプランナーになるのであれば、ブライダル企業の求人に応募し転職することが必要です。ウエディングプランナーの仕事は資格がなければできないわけではないので、異業種の経験者であっても転職することは可能です。ただ、求められる資質として、営業力がある、人を喜ばせることが好き、メンタルが強い、トレンドに敏感、礼儀作法やビジネスマナーを身に着けている、などを満たしていることは必要なので、他の職種であってもこのあたりのスキルを意識して仕事にあたるとよいかと思います。

ウエディングプランナーになってからのキャリアパス

ウエディングプランナーとして仕事をしているときに、その先のキャリアパスを意識したときにどんなことが大切かポイントを挙げます。

経験を積んで基礎的な業務スキルを磨く

ウエディングプランナーとして働き始めたら、まずは必要な業務をより早く、正確にできるように基礎的なスキルを磨くことが大切です。いきなりクリエイティブな有名プランナーになることはできません、地味でも基礎力を上げることが重要です。ブライダル業界一般の知識を身に着けることはもちろん、お客様との接客に活かせるトークだけではなく、業務システムを使った事務処理スピードの向上などまで、幅広い範囲の業務を覚えていきましょう。

提案できる会場タイプを増やす

今の結婚式は様々なタイプの会場で行われます。

  • ゲストハウス
  • ホテル
  • レストラン
  • 専門式場
  • 神社
  • クルージングなど結婚式場以外の場所

それぞれの会場タイプで求められるスキルや提案の仕方も客層も異なります。ウェディングプランナーとしての自分の幅を広げるのであれば、こういった異なる会場タイプでの実務経験が必要でしょう。その経験を積んでいくことで、お客様の思考の全体像をつかんでいくこともできますし、自身の提案の引き出しの幅も広がっていくはずです。

様々なサービススタイルを経験する

ウエディングプランナーと言っても、接客するフェーズによってサービススタイルは違います。

  • 新規プランナー
  • 打合せプランナー
  • 一貫担当のプランナー

それぞれのスタイルで求められるスキルや覚えるべき知識は大きく違いますが、一流のプランナーを目指すのであればいずれのフェーズの接客もできるようになるべきでしょう。また、所属する組織によっても違いがあります。

  • 結婚式場に勤務するプランナー
  • ウエディングプロデュース会社に勤務するプランナー

これらの違うスタイルの経験を同じ会社の部署異動で実現できれば理想かもしれませんが、もし難しい場合は自身のスキルアップを目的とした転職も選択肢の1つとしてあるでしょう。

業務効率と営業力を高める

企業がプランナーに求めるパフォーマンスは、より高いKPIを、より多く実現する、です。

新規プランナーであれば、成約率20%より40%、ハイパフォーマーなら60%くらいまでは求められる水準だと言えます。また、同じ40%の成約率のプランナーであれば、月間の接客数が10組より20組、できれば30組くらい出られるようになることを期待するはずです。

打合せプランナーも同様に、単価アップ率はより高く、担当できる組数も3組より5組、できれば8組くらい持てるようになることを期待するでしょう。

このような高いパフォーマンスを安定して出すためには、営業力を磨くことと並行して高い業務効率を実現しなければいけません。足元のPCスキルなどもそうですが、何事もおろそかにすることなく取り組んでいくことが大切です。

ブライダルに関わる仕事のスキルを身に着ける

もし将来的にプランナー以外のブライダルの仕事をやりたいという方は、マーケディングや商品企画、人事などの勉強もできるといいでしょう。おそらくある程度プランナー業務に慣れてきた3年目くらいから意識する人が増えてくるかと思いますが、いきなり何もない状態から異動や転職するよりも、事前に準備をしていたほうが確率も上がりますしキャリアパス変更後のキャッチアップも早くなります。

ウエディングプランナー後のキャリアパス

ウエディングプランナーを経験した後、どのようなキャリアパスがあるを挙げます。

結婚式場のマネージャになる、支配人になる

所属している結婚式場の管理職に昇格するというパスで、プランナーのキャリアパスとしては一番多いかと思います。求められる責任範囲は大きくなりますし、マネジメント力や業績管理に関する知識などこのレイヤーから必要になる能力も多くなってきます。自分の与えられるインパクトがより大きくなることや給与が大きく上がることなどにやりがいを感じる方が多い一方、新郎新婦を接する機会がほぼクレーム対応だけになっていくので、接客が好きでプランナーになった方はその点はネガティブな要素となるかもしれません。

スペシャリストになる

ウエディングプランナーとしての業務を続けながら、よりハイパフォーマーになるというのもパスの1つです。マネジメントにそもそも興味がなかったり人の上に立って仕事をするのが苦手、など個人の適性からこの道を選ぶ方もいますし、お客様と直接かかわっている仕事が好きだからプランナーとして最前線に立つ仕事を続けたい、という方もいるでしょう。

ブライダル業界の他部署で活躍する

ウエディングプランナーの経験を活かして、マーケティングや商品企画、人事などの他部門へ異動する(または転職する)、新規事業の立ち上げに携わるというパスです。接客や現場のハードワークに疲れたなどのネガティブな理由からの場合もありますが、結婚や出産などライフイベントをきっかけに土日休みの勤務体系で働きたいなどの理由が多いかなと思います。

フリーランスとして独立する

最近はフリーランスになるプランナーも増えてきていますし、フリープランナーとお客様のマッチングサイトも増えてきているので、以前に比べて独立のハードルは下がってきていると言えます。プランナーとして自分の実力で勝負したい、自分の思い描く結婚式だけをプロデュースしたい、という思いの方はこのパスを選ぶ方もいます。

ウエディングプランナーのキャリアパス

まとめ

ウエディングプランナーのキャリアパスについてまとめました。キャリアパスは決まった正解があるわけではなく、一人一人の適性やライフスタイルによって最適解が異なります。ブライダル業界に限らず、働き方の自由度はここ数年でかなり上がってきていますし今後もその傾向は続くでしょう。自分にとって最適な働き方とキャリアパスを見つけて、素敵な社会人ライフを送ってもらえると嬉しいです。

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