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難しいと言われる異業種の転職、年代別で見る転職の難易度は?

公開日 2020/12/25
異業種の転職

新しい仕事を探す時に「今までとは違う業界にチャレンジして新しい可能性を広げたい」「ずっと憧れだった業種で働きたい」と考え異業種に応募する人もいると思います。転職の場合、自分の経験やスキルを新しい会社で発揮することが求められるため、まったく経験がない分野で採用されることは難しいといわれています。しかし、持っている能力はもちろん、年代別でその可能性は変わります。転職で違う業種にチャレンジすることのメリット・デメリットを参考にしながら異業種転職について考えてみましょう。

ゼロからスタートする異業種の転職は難しい?

自分が持ったスキルや経験を存分に生かせる同業種の転職に比べて、全く経験のない異業種の転職はゼロスタートとなり、採用を勝ち取るにはとても難しいと言われています。しかし、多くの転職者が異業種での転職を成功させているので不可能なことではありません。企業にもよりますが、ポテンシャルを重視し、業界未経験者を積極的に採用している所もあります。また、職種が同じだったり、仕事の内容が似ていれば異業種への転職の難易度は低くなります。特にサービス業は範囲が広い為、持っている経験やスキル次第で転職を成功させる可能性が高まるでしょう。
なぜ未経験の異業種で新たにチャレンジしたいのか…その理由を明確にし、それに合わせて自分のスキルをどう生かせるかを考えましょう。

年代別で見る異業種への転職の可能性

20代で異業種へ転職する場合

ポテンシャルや入社後の成長率に期待されることが多いため、20代での異業種転職はチャレンジしやすい年代といえます。しかし、歳を追うごとに求められるものは大きくなるため、20代後半での転職はスキルや専門的な知識も重要視されます。自分がどの位置かを把握し企業に訴求する内容を変えていきましょう。

30代で異業種へ転職する場合

転職市場でいう30代はやる気や潜在能力よりも、実績や専門知識を重視されます。即戦力で活躍し、しかもチームをまとめられるマネジメント能力も必須になってくるので、スキルがない未経験状態での転職は非常に難しいといえるでしょう。20代の未経験者と同等のことを求められても、誰よりも早く仕事をこなし、短時間で成果を上げられる人材でないといけません。過去の仕事の経験とスキルを新しい業種でどれだけ生かせるかを明確に伝えて採用率アップに繋げましょう。

40代以上で異業種へ転職する場合

40代以上の転職はどんな業種でもマネジメントスキルを重要視します。専門性の高い業種の場合、深いスキルを求められるので、同業種の転職と比較するととても難しいといえます。どんな業種でも一目置かれるようなマネジメント能力や実績を持っているなど、即戦力となれる人材であることを証明する必要があります。

異業種の転職のメリット・デメリット

異業種転職でメリットになる点

異業種への転職でメリットになる点は、別業界の知識やスキルが身につき、幅広い能力を持つことで企業からより必要とされる人材になれることです。今後また転職を考えた際にも、その知識と経験を武器になり、市場価値も高まるでしょう。
企業によっては、未経験の場合、業種を乗り越えてまでもやる気があると判断されることもあります。特に20代前半での転職は、ポテンシャルを重視する企業も多いので、アピールポイントになります。
また、そもそも自分が携わりたい業種へのチャレンジであれば、仕事にやりがいを感じられ、人生が充実するでしょう。

異業種転職でデメリットになる点

転職活動をおこなっていても、面接はおろか書類選考も通過しない、ということがあるかもしれません。何度チャレンジしても内定が中々決まらないことで疲れてしまい、結果、異業種への転職を諦めるという人も多くいます。
また、苦労して入社できたものの、実際に働いてみたら自分には合わなかった…ということも良く聞く話です。それぞれの業界に常識やセオリーがあり、仕事の評価や働く人のタイプの違い、会社の雰囲気など、自分が考えていたものと全く違うこともあります。
夢ややる気をモチベーションにして努力できるほどその業界で働きたいのか、改めて自分を問いただし、異業種に転職する意味を明確に持つことが後悔しない転職活動の第一歩です。

異業種からブライダル業界への転職

そもそも、ブライダル・美容・ホテル・交通系は未経験歓迎の企業が多い業種です。販売や営業など人と接する業務に携わっていればスキルとして生かせるでしょう。また過去に、アルバイトでもいいので接客業をやったことがあれば経験として話すことができます。ブライダル業界はお客様と密接に関わるため、コミュニケーション能力とホスピタリティが求められます。人と接することが好きで相手の気持ちを察し、お客様のために努力を惜しまないという人が好まれます。もし接客業に関わったことがないのであれば、なぜ働きたいのかを疑問視される場合もあるので、懸念を払拭できるような志望動機を用意しておきましょう。今までの職歴や実績をブライダル業界で働いた時にどう発揮していくのかはもちろん、自分の性格が人をおもてなしすることに向いているというエピソードも話せるようにならなければいけません。

異業種の転職は基本的には難しいが、年代別や持っているスキルで克服可能!

経験がない業種への転職は基本的には難しいといっていいでしょう。しかし、どうしてもその業種でしかできないことがあるなら、その熱意を伝えれば転職可能です。ただ、抽象的な理想や希望を話すのではなく、自分のスキルや能力をどう発揮するのかを明確に数値化・言語化し、企業に自分が成果を出しているイメージを持ってもらうよう準備が必要です。また、年代によって求められることも変わるので、自分がどの立場にいるかを見極め、希望業種に合わせて転職活動をおこなうようにしましょう。

Wedding Me Career

Wedding Me Career編集部
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