集団面接と個別面接の大きな違い

集団面接と個別面接の大きな違いは、質問に対して深掘りがあるかどうかです。人柄に関する質問や志望動機に関する質問はかなり深掘りされます。集団面接では、長所と短所を教えてくださいと言われ、1人ずつ答えて終わりであることが多いですが、個別面接では質問に対して答えた後に答えに対する深掘りの質問がされます。そのため、その人の考え方や価値観を深く知ることができるのが個別面接です。

個別面接で見ているポイント

個別面接で見ているポイントは、会話のキャッチボールをしっかりすることができるか、礼儀やマナーがなっているか、自分を理解することができているかなどです。もちろん話し方や表情も面接官が見ているポイントですが、個別面接では集団面接よりも会話のキャッチボールができているか見られています。1人でずっと話し続けるのではなく、面接官との会話を楽しむように面接を受けることが大切です。集団面接よりも深掘りが多いという点で、自分自身をしっかりと理解することができているか見られています。志望動機に関しても、そのように感じるようになった理由は何かなどと集団面接にはない突っ込んだ質問が増えます。また、集団面接と同様、礼儀やマナーはかなり見られています。礼儀やマナーは身だしなみや敬語の使い方などで判断されます。

集団面接の特徴

他の応募者と一緒に受ける

集団面接は他の応募者と一緒に受けることになるので、声の大きさや表情の明るさは他の応募者との差が目立ちます。1人だけ声が小さい、表情が暗い、挨拶が小さいなどの問題点があると悪目立ちしてしまうので、気をつけましょう。

1人当たりの面接時間が短い

集団面接では、1人あたりの面接時間が短いことが特徴です。1人あたりの面接時間が短い分、アピールすることは少なくなるので、なるべく話したいことを簡潔に結論ファーストで話すように心がけましょう。

集団面接で見られていること

マナー

他の人と比較されているので、礼儀やマナーがなっていないと目立ってしまいます。挨拶がしっかりしていることや敬語など社会人を経験したからこそ、できていて当然であることはたくさんあります。

親しみやすさ

話し方や表情などから親しみやすさ、コミュニケーション能力が見られています。ブライダル業界は第一印象が大切であり、お客様からの信頼が大切である業界なので、明るい雰囲気や話しやすい雰囲気を大切にするようにしましょう。

個別面接とは違う集団面接のポイント

長々と話さない

集団面接は、1人あたりの時間が短いので長々と話してはいけません。他の人の時間も考えて、なるべく簡潔に話すようにしましょう。1人30～1分くらいで話をまとめて話すとわかりやすくて好印象です。

結論ファーストで話す

集団面接では人数が多い分、面接官も話を聞くのに疲れてしまいます。そのため、結論を始めに述べてわかりやすく伝えるようにしましょう。話の内容が面接官にすっと入るように、論理立てて話すようにしましょう。

他の人の発言をしっかり聞く

集団面接は、他の応募者もいるので他の人の発言をしっかり耳を傾けて聴くように意識しましょう。自分のことで精一杯で、他の人が話している間、自分の話す内容のみ考えていては人の話を聞くことができない人であると思われてしまいます。そのため、他の人の話は頷きながら話を聞くようにしましょう！

まとめ

個別面接と、集団面接はそれぞれ違う対策をしておくのが賢明です。集団面接と個別面接にはそれぞれ難しさがあるので、それぞれで見られているポイントが何であるか理解し、それに沿った対策をするようにしましょう。個別面接は集団面接と違い、応募者側は1人であるので面接官との会話を楽しむようにすると、相手からも好印象となるでしょう。
集団面接では、他の面接者の話を聞く点や他の人の時間を意識するという点がポイントになります。短く簡潔にまとめた内容で印象に残るようなエピソードを盛り込むことができるとベストです。どちらの場合も上手に伝えられるよう何度も練習して本番に挑みましょう。